『学力』の経済学

やめじろう

本が好きです。

本を読むのが、でなく、本が。

なので、あるんです。

読んでない本が山ほど。

そろそろもう棚から溢れて限界なので、ちゃんと読んで断捨離しようと思います。

『学力』の経済学

前職の同期が出版社に転職して、おすすめしてた本。

 

ちなみに2015年購入(読めよ)。

 

エビデンスもなく自分の経験のみを、さも全人類共通の内容のように語る本があまり好きではなくて(ダイエット本とか自己啓発本とか)

その点こちらは研究報告に基づいたとても論理的な内容でした。

・どこかの誰かの成功体験や主観に基づく逸話ではなく、科学的根拠に基づく教育を。

・子供へのご褒美作戦として『テストでよい点を取ればご褒美』などアウトプットへのアプローチと『本を読んだらご褒美』などインプットへのアプローチでは、後者が効果的。

・ただし、学習を指導する人がちゃんといるのであればアウトプットへのご褒美でも効果的。

・ご褒美によって、本来発生するべき好奇心や関心が阻害されることはない。

・効果的なほめる方法は『努力をほめる>能力をほめる』

・就学前教育(幼児教育)が最も収益率が高い。が、実はそれによるIQや学力への効果は短期的ですぐに差が無くなる。重要なのは非認知能力が向上すること。

・非認知能力とは自制心とか継続する力とか、いわゆる『生きる力』。

・少人数学級は効果はあるが、費用対効果は低い。

・2020年までに全ての小中学校の生徒に1人1台のタブレットを配布する、は手段の目的化になってしまってる。何のため?が重要。

・教員の数を増やすより質を高める政策が有効。学力と経済力とは関係ないと考えてる各家庭への教育も必要。

結論

とりあえず教育大事。

 

『ありがとうって言えって怒るのも変』と6歳で言えるのはやめたろう家の教育が大成功していることを意味しますが、

話変わってやめじろうは来週月、火に東京本社で(韓国本社の)社長面談です。

もうここ1ヶ月は生きた心地がしません。

やめたろうJrに悩みでも相談したいところです。

また面談の結果を報告します。

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