本の要約:やわらかい頭の作り方

ChatGPTに怯えています。

このままAIが発達すると人間はどんどん仕事を取られていくんじゃないか。

子供には学費の心配をさせたくないし、ローンはあと三十数年残っている

ああ怖い、ああ怖い

そんな恐怖から、システムエンジニアのセミナーに行きChatGPTについての知識を深めたりしてみました。

その結果

「頭の柔らかい人になった方が良い」という事になりました。

で、

”やわらかい頭の作り方”

っていう本を読んだわけです。

いきなり結論

頭の柔らかい人は思考停止しない

どういうことか?

”頭が固い人”をイメージってこんな感じですよね。

僕:「あのーこれどうにかなりませんかね」

固い人:「いや、無理です。前例がないので」

僕:「そこをなんとか・・・」

固い人:「無理です」

 

別に固いことが悪いわけではないです。

場合によっては、ルールに従順で信頼されます。

 

でも、こういう仕事はAIの方が得意なんです。

 

頭が柔らかい人は、「前例がない」という事で思考停止せずに、違う価値観や観点から「なんとか出来ないか?」を考えるらしいです。

 

そして、それを「何とかする」といのが、今後の大AI時代においても、価値のある仕事になるって訳です。

 

頭の柔らかい人の特徴

・たとえ話がうまい

・他責にしない

・数字に頼らない

・人と違う事をする

・確率論と決定論

 

それぞれは割愛しますが、僕がハッした「確率論と決定論」について掘り下げてみます。

 

確率論と決定論

世の中には「確率論」で物事を考える人と「決定論」で物事を考える人がいます。

そして、世の中の多くは「決定論」で考えるようですが、頭の柔らかい人は「確率論」で考えるみたいです。

 

2つの違いを例にしてみます。

 

袋の中に99個の白い球と1個の赤い球が入っています。

赤い球が当たりで100万円もらえます。

でも外れをひくと、公衆の面前で恥ずかしい一発ギャグをしなければいけません。

 

「当たる確率は100分の1か、でも一発ギャグはしたくないな」って考える人は決定論者

「最大99回一発ギャグをすれば、あたりを引けるのか。」と考える人は確率論者

だそうです。

この思考の差は失敗時に行動に現れます。

決定論者の人が失敗したときは、「もうやりたくない。よし、もっと良い方法で球をひいてみよう。」とどうにか成功率を高めようとします。

 

一方、確率論者は「よし、ギャグ100連発を披露して短時間で100万円を貰ってかえろう」等の方法をとります。

 

このゲームのポイントは、「基本は運ゲー、ただトライ数を増やせば成功率は上がる」ということです。

決定論者はそれが分かっていないので、「失敗=やり方が悪い。」ととらえ改善を丁寧に繰り返します。また失敗は、恥ずかしいので「あーやりたくない」などと思うでしょう。

確率論者は「失敗=時の運、成功確率が向上した」と失敗を引きずらずさっさと次のトライに移行します。

僕の職場では

営業なので、数字のコミットが求められます。

ただ、「あー今期は達成できなそうだな。」って時があります。

僕は隠さず「今期は厳しいです」と伝えるのですが、

会社からは、「最後まであきらめずに何とかしてこい」と言われます。

「今期やるそれだけ考えろ」という思考停止な頭の固いヤーツです。

同時に決定論的思考です。

確率論的には、ダメな時はダメなんだから、次頑張ろう。

です。

もちろん会社にはそういいませんし、社員なので最後まで最善は尽くします。

ただ、その腹の裏で来期に挽回する計画を虎視眈々と立てていればいいのです。

その結果良い方法が見つかれば、今期の未達は失敗ではなく、来期の成功へのプロセスに代わります。

 

と励まして、月末まで頑張ろうと思います。

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