日本一の提案を成約させたい僕は、相手に語らせる商談をした後に1千万よこせと言われたのでイチローになり早く寝ました。
今日はその結末です。
最後の希望
希望は一つだけありました。
バイヤーの上司を攻めるのです。
バイヤーには届かなかったかもしれないけど、その上司には届くかもしれない!
それが最後の希望でした。
そしてもちろん僕も上司を使う。
ドラえもんで例えるなら
のび太は、ジャイアンに「ドラえもんをあげる」と言ったものの、ジャイアンからは「ドラえもんもらってやるから1千万よこせ」と言われたので、お母さんを味方につけて、ジャイアンのお母さんを説得する
的なカンジですね。
あ、もうわかりにくいね。
ドラえもん例えはやめましょう。
さて、どうなったかと言うと
「それいいね!!」
とはなりませんでした。
「なんか良さそうだけど、なんか裏がありそうだから、ちょっと検証させて」
みたいな反応でした。
・・・・
はああああああああああ、めっちゃバカ。
こいつらみーんなバカ。
こんないい話無いぞ?
ばーか・ばーか
と思ったのですが、さすがに諦めがつきました。
もう、営業という仕事に諦めがつきました。
どんないい提案をしても、「それいいね!乗った!!」なんてことは無いんでしょうな。
ならば、相手の反応に一喜一憂する必要はないね、
もう淡々と提案し続けるしかないのでしょうな。
まあなかなか上手くいかないけど、相手の反応はコントロールできないから気にしても仕方ない。
相手も僕もサラリーマンとして、自社の利益を得ようとしてるんだから仕方ない。
俺、分かっちゃった。これ反応したら負けなゲームだね。
悟ったね。
勝ったね俺はもうのび太じゃないね。
ブッダだね。
俺はよく頑張った。そして学びも得た。
えらいえらい。お疲れ様。
よし、今日はエクレア買って帰ろう。
ってことで、有森裕子くらい自分をほめながら、エクレアかじっていた22時。
僕の携帯が鳴り、バイヤーからの着信
バイヤーの第一声は
なんかめんどくさいこと言った??検証しなきゃいけなくなったんだけど。
ぶっころおおおおおおおおおおおおおおおっすううううううううううう
ぶっころおおおおおおおおおおおおおおおっすううううううううううう
ぶっころおおおおおおおおおおおおおおおっすううううううううううう
めんどくせえってなんだよ。
あてめえが「めんどくさい」と言っている検証は、てめえの通常業務だ。
教えてやるよ、てめえの仕事は、提案を受ける→検証する→判断する→実行する
提案だけ受けて、検証もしねえで、判断もしねえで、実行しねえ。
まあ、でも知っていたよ。お前が検証も判断も出来ねえことくらい。
だから俺は言ったよな?2週間前に言ったよな?
「販売データを頂けば、検証は僕がします。」って言ったよな?
でもてめえは音沙汰なしだったよな。
まあ、でもお前にはその判断すら出来ねえか。
そして俺も唾は飲まない。
一度検証するって言ったしな。
「面倒になって申し訳ございません。ただ前にもお伝えした通り、その検証は僕にやらせていただいて良いですか?」
そしたらバイヤーは言いました
ああ、じゃあお願い。明日の午前中までに
・・・・
やりましたよ。徹夜で。
そして、6時にメール送信。
反応なし。
9時に電話
反応なし。
なんなんこいつ
そんな仕事うちの息子でも出来るわ。
もはや人である必要すらねえわ。
犬でいいわ。
いや動物である必要すらねえわ。
木でいいわ。
いや、有機物である必要すらねえわ。
石ころでいいわ。
お前の価値と能力は石と同等じゃ、ぼけええええええ
イライラの頂点だった僕は
息子に愚痴りました。
やめたろう:「お父さんは仕事で頑張ったけど、それを無視されて怒っているんだ。」
息子:「お父さんはその人にどうして欲しかったの?」
やめたろう:「うーん。せめてありがとうくらいは言ってほしかったな」
息子:「じゃあ、ありがとうって言ってもらえないから怒っているの?」
やめたろう:「変かな?」
息子:「なんかそれは変な気がする」
彼(6歳)からすると、
「ありがとう」を言わないのは良くないけど、「ありがとうって言え!!」って怒るのも変
らしいです。
たしかになあ。学びだなあ。
結論
感情を「無」にして、働くのは難しい。
でも、感情的になると「変」なことになる。
だから切り替える。
一喜一憂して良いが、浸らない。
どう?なんか名言ぽくない?
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